セイヨウタンポポ

セイヨウタンポポ(西洋蒲公英、Taraxacum officinale

キク科タンポポ属の多年草である。ヨーロッパが原産の帰化植物で、日本の在来種とは外側の総苞の反る点が異なる。葉は網状脈で、根は主根と側根である。外見は日本の在来種とさほどの差はない。萼のように見える部分(総苞片)が開花時に反り返ることで、花に沿って固く閉じる在来種とは区別できる。ただし、在来種も花の盛りを過ぎると総苞が反り返るので注意を要する。

ヨーロッパや中東では食用に供されており、多少の苦味があるがサラダなどにする。根を乾燥させて炒ったものがコーヒーの代用品(たんぽぽコーヒー)として知られており、食欲増進や肝機能向上に効果がある。 

 


タンポポとフキのゴマ油炒め()

材料
タンポポとフキの茎
ごま油、ウェイパァー

料理法

 タンポポとフキの茎を食べやすい大きさに切る。

フライパンにごま油をひいて、野草を炒める。

ウェイパァーで味付けをして完成!

 

採点(10点満点)

味:5 食感:2 バランス:4 見た目:7  合計:18(ランクC)  採点日 2011/5/13

部員の感想

評価はタンポポのみの場合。タンポポの茎には強い繊維があり、いつまでも口の中に残る。フキと一緒にタンポポを炒めることでフキの香りが移ってタンポポも心地よい風味を出していた。

 

野草会トップに戻る