フキ

フキ(蕗、Petasites japonicus

茎は地上には伸びず、地中で地下茎(生姜やアヤメのような根塊)となり横に伸びる。地下茎が地表に剥き出しになると光合成のため緑色に変色する。このため、ワサビと間違われて誤食される例があるが、地下茎は有毒のため注意が必要である。 早春、葉の伸出より先に花茎が伸び出す。これを蕗の薹(フキノトウ)と呼んでいる。雌雄異花であり、雌花は受粉後、花茎を伸ばし、タンポポのような綿毛をつけた種子を飛ばす。開花時の草丈は5〜10cmだが、結実時の草丈は80cmになるものもある。独特の香りがあるふきのとうや葉柄、葉を食用とする。山では沢や斜面、河川の中洲や川岸、林の際などで多く見られる。郊外でも河川の土手や用水路の周辺に見られ、水が豊富で風があまり強くない土地を好み繁殖する。肝毒性が強いピロリジジンアルカロイドが含まれているため、灰汁抜きをする必要がある。 

 

 


タンポポとフキのゴマ油炒め()

材料
タンポポとフキの茎
ごま油、ウェイパァー

料理法

 タンポポとフキの茎を食べやすい大きさに切る。

フライパンにごま油をひいて、野草を炒める。

ウェイパァーで味付けをして完成!

 

採点(10点満点)

味:8 食感:8 バランス:8 見た目:7  合計:31(ランクA)  採点日 2011/5/13

部員の感想

評価はフキのみの場合。繊維を感じるが、そこまで強くはない。フキと一緒にタンポポを炒めることでフキの香りが移ってタンポポも心地よい風味を出していた。香りがいい。

 

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