アカツメクサ(赤詰草、Trifolium pratense)
多年生の草本で、大きさは株により 20-80cm とまちまちであり個体変異が大きい。互生する葉は3枚の葉片から構成されるいわゆる三つ葉で、葉片3枚をあわせた径は 15-30 mm であり、葉片1枚の幅は 8-15mm である。各葉片には葉の中ほどに特徴的な三日月型の白い模様が入る。葉柄は長さ 1-4cm で2本の托葉を備える。花は鞠状の集合花序をなし、その径は 2-3cm である。花色は黒みがかったピンクで、基部ほど色が薄くなる。
シロツメクサとの大きな違いは、シロツメクサが花のかたまりの下に長い柄があるのに対し、アカツメクサは花のかたまりのすぐ下に葉があることである。
アカツメクサの天ぷら(B)
材料
アカツメクサの花
小麦粉
料理法
水に30分程浸してあく抜きをしておく。(天ぷらには必要ないという声も)
野草に水で溶いた小麦粉の衣を付け、加熱してある油でさっと揚げる。
めんつゆや塩などで食べる。マヨネーズで食べていた部員もいた。
採点(10点満点)
味:8 食感:9 バランス:7 見た目:4 合計:28(ランクB) 採点日 2011/5/13
部員の感想
見た目に関しては油の劣化、天かすの付着などで低評価に。もともとの花は美しく、色合いもよいので、うまく揚げられれば評価は変わるだろう。味には若干の青みを感じたが気にならない程度。食感が素晴らしい。花の隙間に衣が入り込み、表面はカリッとしていて、中はふっくら。