ドクダミ(蕺草、学名:Houttuynia cordata)
加熱することで臭気が和らぐことから、日本では山菜として天ぷらなどにして賞味される。 中国西南部では「折耳根(ジョーアルゲン 拼音: zhéěrgēn )」と称し、四川省や雲南省では主に葉や茎を、貴州省では主に根を野菜として用いる。根は少し水で晒して、トウガラシなどで辛い味付けの和え物にする。
住宅周辺や道ばたなどに自生し、特に半日陰地を好む。全草に悪臭がある。開花期は5~7月頃。茎頂に、4枚の白色の総苞(花弁に見える部分)のある棒状の花序に淡黄色の小花を密生させる。本来の花には花弁も、がくもなく、雌しべと雄しべのみからなる。
ドクダミの天ぷら(A)
材料
ドクダミの若葉
小麦粉
料理法
水に30分程浸してあく抜きをしておく。(天ぷらには必要ないという声も)
野草に水で溶いた小麦粉の衣を付け、加熱してある油でさっと揚げる。
めんつゆや塩などで食べる。マヨネーズで食べていた部員もいた。
採点(10点満点)
味:8 食感:8 バランス:7 見た目:7 合計:30(ランクA) 採点日 2011/5/13
部員の感想
植保部員にとって、天ぷらと言ったらコレ。天ぷら素材としての安定感は高いが、特有の匂いを受け付けられない人もいる。
筆者は気にならなかったためこの点数。野草の天ぷら全体に言えることだが、天ぷら補正によって採点が甘くなりがちになる傾向がある。
※料理画像にはヨモギやその他野草も交じっています。