3 ヒメオドリコソウ
ヒメオドリコソウ(シソ科オドリコソウ属)
学名:lamium purpureum
生息地:
道端、野原、岩場、礫地など。
特徴:
オドリコソウが多年草なのに対して、ヒメオドリコソウは1年生の草本である。
草丈は10〜25cmほど。茎は根元は横に広がる。
葉は対生で心形。長さ1.5〜3cmほどで鋭い鋸歯があり、網目状の脈が目立つ。
上部の葉は三角状の卵形で柄がない苞葉であり、密集して赤紫色を帯びる。下部は丸い卵形で長い柄がある。両面に柔毛がある。
花は葉の付け根から数個ずつ輪のようにつく。このときの花茎は長さ15cmほど。形は唇形で長さ1cm。色は多くが淡紅色。時々白い花もあり、その場合それをシロバナヒメオドリコソウという。
花期は2〜5月。
成長記録:
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